
仕掛ける(しかける)とは、レース中にムチで叩くなどして、馬に気合を入れ、馬をスパートさせること。仕掛けともいう。また、調教では軽く気合をつけることを意味する場合もある。レースでは、仕掛けるタイミングが勝負を分けるため、騎手の腕の見せどころとなる。仕掛けどころとしては、三分三厘(さんぶさんりん)とよばれる、ゴール前660メートルの地点や、上がり3ハロンとよばれる、ゴール前600メートルの地点がある。早めにスパートさせすぎたときを「仕掛けどころが早い」、「仕掛けるのが早かった」などという。また、騎手は仕掛けるとき、気合を入れるために、手綱をしごいたり、ムチ(ステッキ)を入れたりする。こういった動作を「追う」という。騎手の追い方としては、以下のようなものがある。(手綱をしごく;騎手が腕を前後に動かし、手綱を前に出したあと手前に引くこと。)(ムチを入れる;もっとも激しい追い方で、ムチで叩くことをいう。おおむね尻ムチを入れることを指す。)(見せムチ;ムチを馬の視野に入れ、速く走るようにすること。)(肩ムチ;肩の部分を軽く叩き、速く走るようにすること。)
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